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テレビPR成功時の対応術

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テレビ番組で取り上げられるメリット・デメリット

  •  前回までのコラムを読み進んできたみなさんは、テレビ番組に自分の扱う商材が取り上げられることに、大きな期待を抱かれているのではないかと思います。
     テレビ番組が、商品やサービスを取り上げる際の基本スタンスは「素晴らしいものを紹介」です。この基準を満たしたという信頼性が付加されますから、一度でも番組で取り上げられれば図り知れないメリットがあります。しかし、予期せぬ事態も起こり得ます。
  •  よくあるパターンが、放送後に大きな反響を呼んでいきなり在庫不足に陥るケース。タレントのみのもんた氏が、番組内で、「バナナが体に良い!」と紹介すると、翌日には、「食品スーパーからバナナが消える」という冗談のような話がありますが、これは事実です。
     このパターンには、わかりやすい事例があるので、ケーススタディとして紹介します。
  •  数年前にTBSの健康番組で、白インゲン豆のダイエット方法が紹介されました。この方法を実践した番組視聴者が下痢や嘔吐を訴え、その人数が数百人にのぼり、社会問題としてニュースにもなったので、覚えている読者も多いことでしょう。
  •  番組を見た私もご多分にもれず、放送の翌日に乾物屋で白インゲンを購入しようと築地にノコノコ出かけました。あちらこちらの乾物屋さんを回り、白インゲン豆を探しましたが、どこのお店に行っても「売り切れ」。
  •  ある店の店主によると、早朝から大勢の人が詰めかけ、「あっという間に品切れになってしまった」ようです。しかも、その後も入荷予定に関する問い合わせが、異常なほど入って来るので、大量に追加注文をし、後日入荷することが決まっているとおっしゃっていました。
     絶大な反響に在庫が追いつかず、絶好のチャンスなのに、指をくわえてじっと待っているしかなかった乾物屋の店主は、商売人として相当悔しかったと思います。
  •  しかし、悲惨なのはここからです。嘔吐や下痢の症状が発覚したことで、事態は急転直下。売れると見込んで大量に仕入れたものが、わずか数日で誰からも見向きもされなくなってしまったのですから。売れる可能性のない白インゲン豆の在庫を、大量に抱えることになってしまった乾物屋さんの痛手は、はかり知れないものがあります。
  •  下痢や嘔吐の原因は、食材の調理方法に問題があっただけで、白インゲン豆自体が危険なわけではありませんが、問題が一度発生すると消費者が潮を引くように遠のいてしまうのが現実です。
     このように、テレビで放送されて掘り起こされたニーズは、
  •  急上昇、急下降
  •  することが多いので、注意が必要です。ここでは、乾物屋さんを例に挙げましたが、すべてのケースに当てはまります。
  •  テレビで放送されれば、反応する人数に差はあれ少なからず反響があるはずです。普段、利用していなかった消費者が急に増えるということは、問題が発生する機会も増えるということなのです。
  •  また、突発的に増えた顧客は、すぐに離れる傾向にあります。
    「商品を増産したが、全く売れませんでした」では、倒産につながる危険性もはらんでしまうので、テレビPRの影響のみに依存するのではなく、「事業を成長させていく中でのカンフル剤」として考えたほうが無難かもしれません。
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